7年生総合的な学習の時間(世界自然遺産学習)

  9月20日(金)に、7年生の世界自然遺産学習として、ペレケ川で校外学習を行いました。

 学習のねらいは、

①世界自然遺産における人と自然保全を両立させるための課題を知る。

②陸と海をつなげる魚類(鮭)の調査を通して仕組みを知る。   という2点でした。

 知床博物館の臼井さんに講師をしていただき、約2時間胴長を着用し、鮭と同じようにペレケ川を登りました。例年は、バス停付近の川には多くの鮭が見られるそうですが、今年は「0」。今年は水温が非常に高く、鮭の産卵には向いていなかったようです。かつては、環境を整備するためにコンクリートを使いながら人工的に川を整備しましたが、そこで考慮されていたのは「人」視点のみで、「生き物」視点が欠けており、川に住む生物を住みにくくしてしまったとの事。現在では「生き物」にとって住みよい環境にするべく、ダムを壊すなどの整備を行っているとの事でした。

 5人の生徒たちは、とても興味深く体験活動を行い、臼井さんの話にも積極的に耳を傾けていました。臼井さんの「環境は課題が多い。想像力をもって考えていってほしい。」という言葉がとても印象的でした。


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